聴いたら話せない その2
前回 人の話を聞いてたら話せないという質問を受けました。
その話を読みたい方、読んでない方は上にリンクを貼っておきます。
聞かれた質問の私なりの答えを一つ。
「聴く」ということを意識し始めると、
・相槌など色々しなくてはと意識すると、聴けなくなる
・今まで通り話せない
などとよく聞きます。
私が思うのは、「聴く」のは練習がいるということです。
聞くということは、耳が聞こえる方なら自然としてきた行動です。
でも、「聴く」という行動はしようと意識をして、練習をしないといけないものだとおもいます。
「聴く」は練習が必要。まずこれを理解することが大事だと思います。
自動車の免許を持っている人で、何年も運転してる人は考え事をしながらでも運転できるのではないでしょうか。
しかし最初からそうでしたか?
自動車学校で始めて車に乗ったときは、左に曲がるなら、前方を確認しながら、前 サイドミラー 目視と三点確認をしたり、ハンドルを動かしながら、左足でクラッチペダルを踏みこみ、左手でクラッチを操作したり。
「こんなことできるんだろうか?」と思った人も多いのではないでしょうか?
私はそう思いました。
でも私も免許を取って、20年ぐらい経ちます。
車をこう動かしたいと思うと、そんなことを考えてなくても、それなりに動かすことができます。
「聴く」ことも、「聴く」とはどういうことなのか、どんなことをするのか、どんなことを意識するのか、そうやって、経験を積み重ねている間にできるようになるものではないでしょうか。
「聴く」は運転のように回数を重ねてうまくなる。
私はそう思ってます。